東急リアル・エステート投資法人が赤坂四丁目ビルを売却、業績予想を修正

(2021/10/29)

東急リアル・エステート投資法人が、港区に保有するオフィスビルを売却する。 売却する物件は、地下鉄赤坂見附駅より徒歩4分に位置する、2003年竣工のオフィスビル。スポンサーグループである東急エージェンシーが本社として利用していたが、2022月2月に一括退去の予定。オフィス市況の悪化を受け、従前の賃料水準のリーシングが困難であること、また2008年の不動産価格の高い時期に取得したため含み損であることから、2022年3月に売却することを決定した。売却額は98.2億円。これにより物件売却益1,417百万円が発生する。 これらに伴い第38期（2022年7月期）業績予想を修正。物件売却益計上により、9月に公表した業績予想に対し54.8％増益を見込む。売却益のうち410百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は3,780円と11.2％増となる見通し。