三井不動産ロジスティクスパーク投資法人が第14期決算を発表、1口当たり実績分配金（利益超過分配金含む）は8,804円

(2023/09/14)

三井不動産ロジスティクスパーク投資法人が、第14期（2023年7月期）決算を発表した。 第14期は、「MFLP大阪交野」を取得した。これにより前期比1.3％増益。減価償却費の27.2％相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は8,804円と前期比4.5％増となった。 期末のポートフォリオは25物件、資産規模（取得額合計）は3,587億円、有利子負債比率は38.6％。 第15期（2024年1月期）は、投資口の追加発行を行い、「MFLP東名綾瀬」等物流施設2物件を取得。これにより前期比0.9％増益を見込む。減価償却費の33.4％相当の利益超過分配を行うも、投資口数5.6％増により、1口当たり利益分配金（利益超過分配金含む）は8,781円と0.3％減となる見通し。 なお、第15期より分配方針を変更する。従来のFFO(当期純利益+減価償却費）の70％から段階的に引き上げ、第18期（2025年7月期）を目処に75％とする。 第16期（2024年7月期）は、「MFLP平塚Ⅲ」等3物件を取得する。これにより前期予想比0.6％増益を見込む。減価償却費の37.5％相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は9,151円と4.2％増となる見通し。期末の有利子負債比率は39.4％を想定する。 資産規模は3,898億円となる見込み。引き続き中期目標である資産規模5,000億円を目指す。