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2014年08月27日

桐谷さんと語るJ-REIT(1/3)

今は認識が違いますが・・・子供のころから、株はギャンブルだと思っていました。プロ棋士時代に・・・

Japan REIT 株式会社の新サービス記者発表会に伴って今優待生活で話題の桐谷広人さんと対談形式で参加していただきました。

REITでは基本的に利益の90%超を分配すれば法人税が課税されず、利益のほとんどが投資家に分配されることになり株式と比べて高い分配金が期待されます。
元プロ将棋士で日常のほとんどを株主優待(株式会社が株主に対して自社製品や商品券などの優待品を送る)で生活していることが紹介され、株主優待を自転車に乗りながら都内を疾走して次々に消化している姿がブレイクしている桐谷広人さんですが、高い配当の銘柄にも分散投資しているということなので、世の中ではあまり知られてないREITも十分ターゲットとなる商品といえるでしょう。

今回は、多くの人に注目されている桐谷広人さんに、株を始めたきっかけから、現在保有している銘柄、実際の優待、配当生活の話などをREITの話を交えながら、じっくり聞いてみました。

子供のころから、株はギャンブルだと思っていた

――株式を始めた理由からお聞かせ願えませんでしょうか?
今は認識が違いますが・・・子供のころから、株はギャンブルだと思っていました。
プロ棋士時代に、いろんなところに将棋を教えに行っており、29歳のときに東京証券協和会へ毎月1回、証券マンに教えに行っておりました。5年ほど経った時に、ある証券会社の営業所長さんにお会いし、お付き合いしているうちに株を買ったことが始まりなんです。バブルであれよあれよと儲かり、信用取引まで始めてしまいました。

30年間ほど株取引をやっていて、たどり着いた結果が優待になった

――優待で生活し始めたのはどういう理由からでしょうか?
サブプライムローンで大損して、リーマンショックが起き、何十年も汗水流して稼いだお金が大体やられてしまった。そんな大損している中でも優待は届きました。当時は、家賃払うだけで大変で、優待のお米や野菜、商品券で数年間かろうじて生活ができていました。
結局、30年株取引をやっていて、たどり着いた結果が優待になったんです。
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