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2016年11月08日

不動産投資の新指針 「レジデンスキャップレート」2016年11月版を公開

~東京・名古屋・大阪・福岡の1,600万件以上のデータから算出~

マンションリサーチ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:山田 敏碁)は、1,600万件を超える分譲マンションの応募価格(売り出し価格・賃料)を基に算出した不動産投資の新指針「レジデンスキャップレート」2016年11月版を公表いたします。

エリア別レジデンスキャップレート

■「レジデンスキャップレート」概要
キャップレートは、Capitalization Rateを略したもので「還元利回り」とも呼ばれ、投資家の期待する投資利回りとも言いあらわらすことができます。
不動産業界におけるキャップレートは、不動産から産み出される純利益から、物件の価値を決める際に用いられます。そのため、不動産投資において、非常に重要な役割と認識されています。
当社では、独自に収集した膨大なデータから算出された「レジデンスキャップレート」を公表することで、新たな投資判断の一助になると考えています。

■第二回レジデンスキャップレート調査結果
・調査データ
 東京都23区/名古屋市/大阪市/福岡市 売出事例データ38,590棟
・算出方法(賃料×12)÷成約価格(※A)
・調査結果(※B)
【東京23区】平均5.62%(前回比+0.02%)
【名古屋市】平均7.98%(前回比-0.02%)
【大阪市】 平均6.07%(前回比-0.13%)
【福岡市】 平均6.93%(前回比-0.05%)

※A:応募価格と実際の成約価格には、5%程度の開きがあると想定されるので、応募価格×0.95を想定成約価格とします。
※B:前回調査結果は2016年9月発表

■「レジデンスキャップレート」特長
・2ヶ月ごとに更新し、リアルタイムなキャップレートを公表
・アンケートからの算出ではなく、実際の1,600万件以上の応募価格(売り出し価格・賃料)データから算出
・マンションリサーチ株式会社と不動産エコノミスト吉崎 誠二氏の共同算出

■「レジデンスキャップレート」開発背景
当社は、中古不動産価格の透明性を高め、一般ユーザと不動産会社の情報格差の解消を図り、中古不動産市場の流通活性化をするため、応募価格を基に独自の算出手法で計算した相場価格を公表して参りました。(※1)
不動産相場情報を掲載するwebサービスが増えていく中、当社では不動産投資の指標となるキャップレートに着目しました。
投資家アンケートスタイルのキャップレートとは一線を画した、売り出し価格と賃料データを基にしたタイムリー性のあるキャップレートを模索し、レジデンスキャップレート公表に至りました。

※1:2011年に中古マンションの相場価格を掲載する「マンションナビ」( https://t23m-navi.jp/ )を公開。
2014年に土地・戸建て・マンションのエリア相場を掲載する「Smoola(スモーラ)」( https://smoola.jp/ )を公開。

■「レジデンスキャップレート」公表方法
当社が運営するwebサイト「マンションリサーチ総合研究所」にて、2ヶ月に1回公表しております。

マンションリサーチ総合研究所
http://ri.mansionresearch.co.jp/

第二回レジデンスキャップレート調査結果
http://ri.mansionresearch.co.jp/653/ (マンションリサーチ総合研究所)
http://ri.mansionresearch.co.jp/file/201611_caprate.pdf (PDF)

■マンションリサーチ株式会社について
自社で保有している不動産データベースを活用し、様々な形で不動産流通促進のためのサービスを展開。

■会社概要
社名   : マンションリサーチ株式会社
代表   : 代表取締役 山田 敏碁
本社所在地: 東京都千代田区九段北1丁目2番11号 エイム東京九段ビル3階
設立   : 2011年4月20日
URL    : http://www.mansionresearch.co.jp/

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