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2023年01月19日

決算情報拾い読み アクティビア・プロパティズ投資法人

2022年11月期(第22期)決算説明資料

今回取り上げるのは、2023年1月17日に開示されたアクティビア・プロパティズ投資法人(以下API)の22期(2022年11月期)決算短信・決算説明資料です。
資産運用会社は、東急不動産株式会社の100%子会社である東急不動産リートマネジメント株式会社にて、APIは2012年6月に上場しております。

 

ポートフォリオ投資方針等

ポートフォリオ戦略(決算説明資料より抜粋)

アクティビア・プロパティズ投資法人 決算説明会拾い読み

 

第22期のトピックス

1.投資環境

商業施設を取り巻く環境については、3年振りに夏場の行動制限が解除されたこともあり、衣料品や服飾雑貨の売上が回復したほか、富裕層を中心とした高額消費も引き続き好調に推移した。

賃貸オフィス市場は、成約賃料は引き続き落傾向にあるものの、テレワークへの移行一巡やオフィス回帰の動きもあり、足元では空室率の上昇傾向に鈍化の兆しがみられる。三鬼商事株式会社が公表した2022年11月末時点の都心5区(千代田区、港区、中央区、渋谷区及び新宿区)の平均空室率は6.38%で、前期末(2022年5月31日)時点との比較では0.01ポイント上昇した。賃料水準については、2020年8月以降28ヶ月連続で下落しており、2022年11月末時点における都心5区の一坪当たり平均賃料は20,081円となった。東京以外の主要都市においても空室率は高い水準にあるが、賃料水準は底入れし、反転に転じる動 きもみられる。

 

2. 外部成長

2022年6月30日に『A-FLAG北心斎橋』(譲渡価格51億円)、2022年11月30日に『ルオーゴ汐留』(分割売却の1回目(全体の20%)・譲渡価格18.2億円)を売却した。
この結果、当期末時点の保有資産合計は47物件(取得価格合計5,480億円)、総賃貸可能面積は429,067.46㎡(129,7091坪)となった。

 

3. 内部成長(決算説明資料より抜粋)

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4. 資金調達の概要

当期においては、返済期日が到来した借入金の返済等のため、123億円の借入を行い、引き続き返済期限の分散等による財務基盤の安定性維持に努めた。

この結果、当期末時点における有利子負債残高は2,646億円(借入金2,336億円、投資法人債257億円)となった。また、総資産に占めるLTVについては、当期末時点で46.4%、長期比率99.6%、固定金利比率97.9%となった。

 

主要指標(決算説明資料より抜粋)

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