コンフォリア・レジデンシャル投資法人が第25期決算、コンフォリア要町等住宅2物件取得を発表

(2023/03/15)

コンフォリア・レジデンシャル投資法人が、第25期（2023年1月期）決算を発表した。 第25期は、「コンフォリア鷺沼三丁目」を取得、「コンフォリア西大井」の一部を売却した。前期に取得した物件の通期稼働、既存物件の稼働上昇、物件売却益197百万円が寄与し、前期比7.6％増益。差引き57百万円を内部留保するも、1口当たり分配金は5,487円と前期比2.9％増となった。 期末のポートフォリオは148物件、資産規模（取得額合計）は2,831億円、有利子負債比率は51.1％。 併せて「コンフォリア要町」「コンフォリア本駒込一丁目」の住宅2物件の取得を発表した。2物件の取得額は計35.5億円。 第26期（2023年7月期）は、投資口の追加発行を行い、公表済8物件を加えた計10物件を取得する一方、「コンフォリア西大井」の残持分を売却する。新規物件の賃貸収益が寄与し、前期比1.6％増益を見込む。内部留保より差引き92百万円を取崩し、投資口数が2.9％増加するも、1口当たり分配金は5,620円と前期比2.4％増となる見通し。 第27期（2024年1月期）は、前期に取得した物件が通期寄与するが、前期の物件売却益がなくなることや支払利息の増加により、前期予想比2.3％減益を見込む。内部留保より206百万円を取崩し、1口当たり分配金は5,650円と前期予想比0.5％増となる見通し。 中期目標である資産規模3,000億円を概ね達成したことから、新たな資産規模目標を4,000億円に設定。外部成長を進めるとともに、コロナ収束による都心回帰を背景とした賃料上昇で、巡航ベースの1口当たり分配金5,500円、更に物件入替えによる売却益を活用して、1口当たり分配金5,600円以上を目指す。