日本リテールファンド投資法人が投資口の追加発行、商業施設及び底地の計7件取得を発表

(2015/08/20)

日本リテールファンド投資法人が、投資口の追加発行を行う。発行口数は119,500口、オーバーアロットメントによる売出し2,500口。これにより発行後の投資口数は5.0％増の2,552,198口となる予定。調達額は約282億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金に充当する。新たに取得する物件は、mozoワンダーシティ（共有持分追加）等、商業施設及び底地の計7物件。取得額は計388億円。これによりポートフォリオ全体の規模は4.6％増の8,927億円となる見込み。これらに伴い、第27期（平成27年8月期）及び第28期（平成28年2月期）業績予想を修正。第27期は法人税等調整額計上に伴い、前回予想比6.5％増益を見込むが、法人税等調整額より438百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は4,180円と前回予想と変わらない見通し。上記の公募増資及び物件取得が反映される第29期は、前回予想比6.3％増益を見込む。内部留保を取り崩し、投資口数が増加するも1口当たり分配金は4,200円と前回予想を0.5％上回る見通し。併せて第29期（平成28年8月期）業績予想を発表。Gビル自由が丘01（B館）の建替えやその他の保有物件で大規模リニューアル工事を実施することから、前期予想比5.1％減益を見込むが、内部留保を取り崩し、1口当たり分配金は4,180円となる見通し。