REIT注目記事

2015年09月14日

「REITキーマンに聞く!」GLPジャパン・アドバイザーズ株式会社 鳥越 豪郎 氏

今回は、GLPジャパン・アドバイザーズ株式会社 鳥越 豪郎 氏にJ-REIT市場と ファンドの特徴をインタビュー形式でお話していただきました。 (※このインタビューは2015年6月に行ったものです。)

――レンダーの状況はいかがですか?(貸出意向など)

日銀から出ている「不動産業務向け貸出態度DI」という指標を見ますと、2007年のピークと今は同じ状態になっております。ファイナンス担当と話す中では、引き続きレンダーの貸出姿勢は積極的な状態となっており、既にスプレッドはかなり下がっているのですが、ここ1年間でまだ下がっているという話も出ました。

金融機関別で言いますと、最近ではリーマンショックで撤退した地方銀行(以降、地銀)が戻ってきており、メガバンクより積極的な貸出姿勢になっているという印象です。リーマンショック前の状況とはプレイヤーが違う気がします。リーマンショック前はCMBSとか外資銀行が入って、かなり加熱したファイナンスであったと記憶しております。現状ではCMBSも少なくなっていて、また、LTVも以前ほど深いところまでは出ていないと聞いています。これらを勘案しますと、まだ健全でリーズナブルな範囲でやっていると思います。利幅は少ないかもしれませんが、マーケット全体としてリスクをはらんでいるかと言いますと、そういう状況ではないのかと思います。

――レンダーの貸出余力に関してはいかがですか?

余力はあるかと思います。レンダーに話を聞いてみても、貸出余力が無いという印象を受けることはありません。貸出が積極的になると、どうしても引締めという話が出るものですが、今回の状況は国策として資産インフレを目指している中ですので、現段階において金融を引き締めることは無いと思います。

金利についてですが、賃金が上がり、多少GDPも前年比プラスになり、経済活動も発展してきている中で、長期的には、健全な金利上昇というのはあるのではないかと思います。

1|2|3|4|5|6|7
インタビュー記事一覧
記事一覧に戻る
* 当サイトはJ-REIT(不動産投資信託)の情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としておりません。
* 当サイトの情報には万全を期しておりますがその内容を保証するものではなくまた予告なしに内容が変わる(変更・削除)することがあります。
* 当サイトの情報については、利用者の責任の下に行うこととし、当社はこれに係わる一切の責任を負うものではありません。
* 当サイトに記載されている情報の著作権は当社に帰属します。当該情報の無断での使用(転用・複製等)を禁じます。
J-REIT情報open
記事・ニュースopen
ETFopen