イオンリート投資法人が業績予想を修正、無償減資を発表

(2016/07/15)

イオンリート投資法人が、第7期（平成28年7月期）及び第8期（平成29年1月期）業績予想を修正した。「イオンモール熊本」の地震に伴う復旧費用の算出が困難なことから、6月23日に業績予想を未定に修正したが、現時点で把握する復旧費用を前提に、業績予想を再度公表した。第7期は、修繕費4,576百万円、固定資産除却損1,051百万円、資本的支出2,923百万円を見込み、当期損失2,034百万円となる見通し。この損失解消のため無償減資を行い、当期減価償却費の60％相当額の利益超過分配を実施する予定。1口当たり利益超過分配金は1,455円となる見通し。第8期は「イオンモール熊本」の賃料収入を想定しない前提で算出。前回予想比0.6％増益を見込み、1口当たり利益分配金は2,915円となる見通し。