MCUBS MidCuty投資法人が渋谷桜丘スクエアを追加取得、御堂筋MIDビルを売却

(2017/01/12)

MCUBS MidCity投資法人（MCU）が、渋谷桜丘スクエアの追加取得、御堂筋MIDビルを売却を発表した。 渋谷桜丘スクエアは、JR渋谷駅より徒歩4分に位置する、平成22年竣工、10階建のオフィスビル。取得額は121.3億円。MCUは既に底地の共有持分40％を保有しており、今回は底地の共有持分残60％と建物を取得する。これにより一棟全体を保有する。 売却する御堂筋MIDビルは、大阪市営地下鉄心斎橋駅より1分に位置する、昭和55年竣工、12階建のオフィスビル。地区計画により一定の条件の元容積率が緩和されるため再開発余地があることや、築36年を経て修繕費の増加が想定される点から、売却を決定した。売却額は90億円。売却益約6億円を見込むが、他の物件の売却や内部留保を検討しているため、業績予想への反映は第21期（平成28年12月期）決算発表時に開示する予定。 なお、スポンサー交代後、海外不動産投資を検討していたが、為替や制度のリスクに対する適性な利回りが得られないと判断し、当面は行わない方針を決定した。