三菱地所物流リート投資法人が第3期決算を発表、1口当たり実績分配金（利益超過分配金含む）は5,580円

(2018/04/13)

三菱地所物流リート投資法人が、上場後初となる第3期（平成30年2月期）決算を発表した。 物流施設特化型REITとして、平成29年9月14日に資産規模（取得額合計）708億円で上場した。上場時に公表した業績予想に対し、賃貸収入が増加、支払利息及び上場関連費用が減少したことにより、4.2％増益となった。減価償却費の30％相当額を利益超過分配とし、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は5,580円となった。 期末のポートフォリオは8物件、資産規模（取得額合計）は708億円、有利子負債比率は27.5％。 第4期（平成30年8月期）は、上場時に取得した物件が通期寄与する一方、固都税や減価償却費の増加により、前期比7.4％減益を見込む。減価償却費の30％相当額を利益超過分配とし、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は5,249円となる見通し。有利子負債比率は25.1％を想定。 第5期（平成31年2月期）は、賃貸収益の一時的な減少に伴い、前期予想比4.4％減益を見込む。利益超過分配金を減価償却費の40％相当額と一時的に増加し、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は5,249円と、前期予想と同額を見込む。有利子負債比率は25.2％を想定。