日本リテールファンド投資法人が第12期決算を発表、1口当たり実績分配金は15,865円

(2008/04/15)

日本リテールファンド投資法人が第12期（平成20年2月期）決算を発表した。第12期は、4棟を取得により賃貸収益は増加したが、前期の物件売却益がなくなったため前期比4%減益、1口当たり分配金は15,865円となった。第13期（平成20年8月期）は、4棟を取得し増収を見込むが、平成19年に取得した物件の固都税費用計上により4.6%減益、1口当たり分配金は15,131円となる見通し。続く第14期（平成21年2月期）は1棟の取得を予定し3.3%増益、1口当たり分配金は15,628円となる見通し。 併せて、中期運用方針を発表。外部環境の変化を受け、第18期（平成23年2月期）までの3年間は、これまでの外部成長による収益向上から、物件の入替やリニューアルによる収益向上に重点を置くこと、それによって、外部成長に頼らずとも年間3万円以上の安定的な分配金の維持を図り、3年後の1口当たりFFOのを5%増とすることを目標とする。