スマートフォン版を表示

2017年05月22日

サムティ・レジデンシャル投資法人

FISCO REIT REPORT

サムティレジ Research Memo(13):資産規模拡大や知名度向上により調整余地は大きい

――サムティ・レジデンシャル投資法人のベンチマーキング

他のレジデンス特化型J-REITと比較すると、分配金利回り(利益超過分配金を含まない)の高さやNAV倍率の低さから判断して、同REITの投資口価格には明らかに割安感がある。この要因として、資産規模が小さいことから運用の安定性に懸念があること、知名度や投資魅力が十分に伝わっていないこと、初めての主要地方都市中心のポートフォリオであることから運用実績を見極める段階にあることなどが考えられる。安定性については、資産規模1,000億円に向けてパイプラインが順調に積み上がっていることから解消される可能性が高い。また、知名度や投資魅力については、IR活動に積極的に取り組む方針であり、解消されると考えられる。初めての主要地方都市中心のポートフォリオであることについては、同REITが安定的なキャッシュフローを生み出すことが実証されてきたことを勘案すると、今後、調整される余地は大きいと考えられる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)

レジデンス特化型REITの各指標比較

本記事の重要事項(ディスクレーマー)はこちらのリンクの資料よりご覧ください

掲載内容に関しては株式会社フィスコIRにお問い合わせください。

1|2|3|4|5|6|7|8|9|10|11|12|13
  • PR

  • PR

決算発表動画
物件取得価格ランキング
1 新宿三井ビルディング 1,700億円
2 飯田橋グラン・ブルーム 1,389億円
3 六本木ヒルズ森タワー 1,154億円
4 汐留ビルディング 1,069億円
5 東京汐留ビルディング 825億円
株価値上り率ランキング
1 コンフォリア・レジ +2.41%
2 三菱地所物流 +2.14%
3 日本ロジスティクス +1.88%
* 当サイトはJ-REIT(不動産投資信託)の情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としておりません。
* 当サイトの情報には万全を期しておりますがその内容を保証するものではなくまた予告なしに内容が変わる(変更・削除)することがあります。
* 当サイトの情報については、利用者の責任の下に行うこととし、当社はこれに係わる一切の責任を負うものではありません。
* 当サイトに記載されている情報の著作権は当社に帰属します。当該情報の無断での使用(転用・複製等)を禁じます。