(2023/06/14)
いちごオフィスリート投資法人が、第35期(2023年4月期)決算を発表した。 第35期は、「いちご博多駅東ビル」等3物件を取得する一方、「いちご池之端ビル」を売却した。ポートフォリオ全体の期中平均稼働率は96.2%と前期より0.4ポイント上昇した。物件売却益4,393百万円が寄与し、前期比112%増益。103百万円を内部留保する一方、一時差異等調整積立金より105百万円を取崩し、1口当たり分配金は4,224円と前期比105%増となった。 期末のポートフォリオは88物件、資産規模(取得額合計)は2,121億円、有利子負債比率は48.7%。 第36期(2023年10月期)は、期中平均稼働率が96.7%と前期より0.5ポイント上昇する想定だが、前期の物件売却益がなくなるため、前期比53.9%減益を見込む。一時差異等調整積立金より105百万円を取崩し、1口当たり分配金は2,015円となる見通し。 第37期(2024年4月期)は、期中平均稼働率が96.6%と前期予想より0.1ポイント低下する想定。外注委託費、投資主総会費用、融資関連費用等の減少により、前期予想比2.3%増益を見込む。一時差異等調整積立金より105百万円を取崩し、1口当たり分配金は2,059円となる見通し。 今後の成長目標として、年平均8%以上のトータルリターンを目指す。
第35期実績 | 第36期予想 | 前期比 | 第37期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 12,380百万円 | 8,258百万円 | ▲33.3% | 8,244百万円 | ▲0.2% |
当期利益 | 6,390百万円 | 2,944百万円 | ▲53.9% | 3,011百万円 | 2.3% |
分配金総額 | 6,392百万円 | 3,050百万円 | ▲52.3% | 3,116百万円 | 2.2% |
1口当たり分配金 | 4,224円 | 2,015円 | ▲52.3% | 2,059円 | 2.2% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
1 | サムティ・レジ | +1.45% |
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2 | いちごホテル | +0.75% |
3 | 日本ホテル&レジデンシャル | +0.71% |
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