(2012/08/28)
ジャパン・ホテル・リート投資法人（JHR）が投資口の追加発行を行う。発行口数は240,000口、オーバーアロットメントによる売出12,000口。発行後の総投資口数は最大で13.5%増の2,111,281口となる。調達資金は49億円を見込み、併せて発表したホテル2棟取得の資金に充当する。JHRの物件取得は4月に合併後初となる。取得するホテルは、大阪のレジャー施設ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに隣接するリゾートホテルと、東京新橋にあるビジネスホテル。2棟の取得額は計108億円。一方、愛媛県松山市にあるビジネスホテルを売却する。売却に伴う損失は981百万円。物件入替に伴い、有利子負債比率がほぼ同水準ながら資産規模は1,223億円から1,317億円へ7.7%増加する。これらに伴い第13期（平成24年12月期）業績予想を修正。物件売却損により経常利益ベースで従来予想比34%減益となるが、負ののれんより1,234百万円を取り崩し、分配金総額2,831百万円。1口当たり分配金は1,341円と変わらず、物件売却損及び公募増資に伴う利益の希薄化の影響を吸収する見通し。
| ＜取得＞ | |||
| 物件名称 | ホテル京阪ユニバーサル・シティ | ||
| 所在地 | 大阪市此花区島屋 | ||
| 取得金額 | 6,000百万円 | ||
| 想定NOI利回り | 非開示 | ||
| 還元利回り | 6.6% | ||
| 竣工時期 | 平成13年6月 | ||
| 取得日 | 平成24年9月19日 | ||
| 売主 | ヒューリック(株) | ||
| 物件名称 | ホテルサンルート新橋 | ||
| 所在地 | 東京都港区新橋 | ||
| 取得金額 | 4,800百万円 | ||
| 想定NOI利回り | 非開示 | ||
| 還元利回り | 5.1% | ||
| 竣工時期 | 平成20年3月 | ||
| 取得日 | 平成24年9月19日 | ||
| 売主 | ヒューリック(株) | ||
| ＜売却＞ | |||
| 物件名称 | ミレニアムホテル松山（松山NHビル） | ||
| 所在地 | 愛媛県松山市本町 | ||
| 売却価格 | 422,000,000円 | ||
| 簿価（平成24年9月末） | 1,385,000,000円 | ||
| 差額（売却価格－簿価） | -963,000,000円 | ||
| 売却日 | 平成24年9月28日 | ||
| 売却先 | MiK(株) | ||
| 第13期予想 | （修正前） | 増減率 | |
| 営業収益 | 7,226百万円 | 6,997百万円 | 3.3% |
| 経常利益 | 1,598百万円 | 2,443百万円 | ▲34.6% |
| 当期利益 | 20,196百万円 | 21,041百万円 | ▲4.0% |
| 分配金総額 | 2,831百万円 | 2,494百万円 | 13.5% |
| 1口当たり分配金 | 1,341円 | 1,341円 | 0.0% |
| 第13期運用期間は2012/4-2012/12の9ヶ月間 当期利益は負ののれん18,600百万円を含む |
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| 1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
|---|---|---|
| 2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
| 3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
| 4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
| 5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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