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2015年07月23日

「REITキーマンに聞く!」株式会社星野リゾート・アセットマネジメント 隆 哲郎 氏

「REITキーマンに聞く!」今回は、株式会社星野リゾート・アセットマネジメント 隆 哲郎 氏にホテル(観光)業界とファンドの特徴をインタビュー形式でお話していただきました。

――もう一つホテルのREITがありますが、差別化などの棲み分けなどはありますか?

強いて挙げますと、「スポンサーでありオペレーターである星野リゾートの存在の強み」があります。ホテル・旅館はオペレーショナル・アセットですので、いかに効率良く運営し、高い収益を挙げるかということが重要です。高い運営力を備えた星野リゾートグループがスポンサーであることにより、再生が必要な旅館等、様々なタイプのホテル・旅館の取得検討が可能になります。ほかにも業績のアップサイドの享受など、様々な局面でその存在の強みを感じます。

――他社のREITから見ると低いLTVで運用されていると思いますが、今後どのような考えをお持ちでしょうか?

LTVの目線については、25~35%のレンジを目指しています。現状はレンジよりも低い比率ですが、今の405億円の資産規模から目標の500億円、その先1,000億円へと成長していく中で、コントロールしていくことになります。ホテルマーケットも過熱していますし、これまでのような利回り感で物件を取得していくことは難しくなってきていますが、LTVコントロールも絡めて外部成長や内部成長をしていくことが大事だと考えています。

――御社の人材の確保はどのような形で行っていますでしょうか?

現在、弊社社員は12名です。他REITの資産運用会社と比べますと、少ない人数かと思いますが、社長の秋本はじめ星野リゾートでの経験が豊富でホテル・旅館のオペレーションに深く精通している社員や、投資運用部長の金谷を筆頭にアクイジション・アセットマネジメント業務の経験を豊富に持つ社員等、手前味噌ですが、弊社は「少数精鋭の組織」だと自負していります。
とは言え、今後、目標である資産規模1,000億円に向けて積極的にアクイジションしていく中で、優秀な人材、特にニッポンの観光を盛り上げる志を持つ人材には、是非、Joinしていただき、共に成長していきたいと思っています。この記事をご覧の方で私たちのリートに興味を持つ方、是非ご連絡ください(笑)

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