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2018年01月15日

特集!インフラ投資法人「カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人」インタビュー

今回は、カナディアン・ソーラー・アセットマネジメント株式会社 代表取締役社長 大竹 喜久氏にインフラファンド市場とファンドの特長に関してインタビュー形式でお話していただきました。

カナディアン・ソーラー・アセットマネジメント株式会社 大竹 喜久氏

2.カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人について

――初の外資系インフラファンドとして上場に踏み切った背景についてお話し下さい。

我々のスポンサーとなっているカナディアン・ソーラー・インクは、2006年から米NASDAQ市場に上場するソーラー関連企業です。太陽光発電モジュールの製造販売から太陽光発電所の建設運営まで一貫して行う垂直統合モデルを世界規模で展開しており、日本市場には2009年から進出しました。今や国内太陽光モジュールメーカーに伍する市場シェアを持つほどの評価をいただけるようになっています。
そういった中で、インフラ投資法人を上場させることで、成長過程に入った日本再生エネルギー市場において太陽光発電事業のバリューチェーンを組成し、優良な投資機会の創設とグループの太陽光発電事業全体の拡大に繋げていきたいと考えています。

――投資法人の外部成長戦略についてはどのようにお考えでしょうか。

当面はスポンサー・パイプラインからの着実な物件取得を進め、2020年までに資産規模1,000億円程度まで拡大することを目指しております。その過程で地域的な分散も進んでくるでしょうが、そこまで神経質に地域分散を図ることは必須ではないとも考えています。

――スポンサーは世界規模で太陽光発電事業を営まれていますが、将来的に日本国外の太陽光発電所をカナディアン・ソーラー・インフラ投資法人が取得することもあり得るのでしょうか。

為替や税制の動向にもよりますが、スポンサーがアジア圏で開発・運営している発電所を我々の投資法人が取得するということも十分あり得るという認識です。

――内部成長戦略はいかがでしょうか。

まずインフラファンドにおける太陽光発電事業は営業費用(特に償却資産税)の減少、営業外費用(元本償還に伴う金利)の減少により、徐々に収益が向上していく性質を持っています。
その上で、賃貸契約時における売上連動賃料の採用、発電モジュール製造から発電所運営まで一手に行えるスポンサーの支援を受けた効率的なメンテナンスと設備投資の実施によって、可能な限りアップサイドを狙いながら、安定的に投資家還元を続けていきたいと考えています。

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