今回は、マリモ・アセットマネジメント株式会社 北方 隆士氏に業界動向やファンドの特徴に関してインタビュー形式でお話していただきました。
まず特徴としては、“地方から日本を強くしていく“ことを基本理念とし、地方に資金を還流させながら地方の活性化に貢献していくREITであることが挙げられます。
またリスクリターンの目線に合った物件への厳選投資、レジデンスと商業施設を基本としたポートフォリオデザインにより分配金の安定性とアップサイドの両立を狙っている点も、もう一つの特徴として挙げられるでしょう。
強みとしては、相対的に高利回りのポートフォリオ構成が挙げられます。
上場時はスポンサーの協力により鑑定NOI利回り6.9%、償却後利回り5.0%という高利回りのポートフォリオを構築できました。
今年1月に行った公募増資で取得した7物件においても鑑定NOI利回り6.2%、償却後利回り5.0%と比較的高い利回り水準での取得に成功しています。こうした点を評価いただいたことが投資口価格の上昇の一因にも繋がっているという認識です。
やはりスポンサーであるマリモが地方都市を中心に43都道府県にて分譲マンション事業及び市街地再開発事業など数多く手がけてきたこと、そしてそれによって地方都市マーケット把握力・目利き力・情報取得力等について高い水準のノウハウを有していることが大きいですね。
今後も、資本市場から調達した資金を優良な地方不動産への投資という形で地方に還流し、地域活性化、地方創生に貢献していきたいと考えています。
全国7拠点に本・支店を構え、「地方の不動産案件と言えばマリモ」というブランドを確立しているスポンサーと密接に協力し、ウェアハウジング機能等も活用しながら隠れた優良物件を掘り起し、積極的に購入していく方針です。
また運用会社であるマリモ・アセットマネジメント株式会社も、ソーシング等を通じて商業テナントとの関係構築を進めていますので、その中から生じる取得案件を1件でも多く増やしていきたいですね。
こうした働きかけを重ねた末に「上場3年後に資産規模500億円」という目標の実現があると考えています。
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
1 | サムティ・レジ | +1.45% |
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2 | いちごホテル | +0.75% |
3 | 日本ホテル&レジデンシャル | +0.71% |
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