(2022/03/16)
産業ファンド投資法人が、第29期(2022年1月期)決算を発表した。 第29期は、「IIF湘南ヘルスイノベーションパーク」の追加持分等3物件を取得する一方、「IIF品川ITソリューションセンター」を売却した。これにより賃貸収入は増加したが、固都税や減価償却費、水光熱費の増加により、前期比13.2%減益。1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,060円となった。 期末のポートフォリオは74物件、資産規模(取得額合計)は3,723億円、有利子負債比率は48.2%。 第30期(2022年7月期)は、IIF入間マニュファクチュアリングセンター等の底地2件を取得。新規物件の収益が寄与するが、前期の物件売却益がなくなること、IIF厚木ロジスティクスセンターⅢの建替えに伴う解体費用発生により、前期比3.1%減益を見込む。再開発に伴う一時的な減収や費用増加に対し、出資の払戻しによる利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,100円となる見通し。 第31期(2023年1月期)は、「IIF四日市ロジスティクスセンター」の新築棟を取得する。新規物件の収益寄与、減価償却費の減少により、前期予想比3.1%増益を見込む。前期同様に再開発に伴う一時的な減収に対し、出資の払戻しによる利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,020円となる見通し。
第29期実績 | 第30期予想 | 前期比 | 第31期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 16,493百万円 | 16,292百万円 | ▲1.2% | 16,443百万円 | 0.9% |
当期利益 | 5,786百万円 | 5,608百万円 | ▲3.1% | 5,779百万円 | 3.0% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
2,796円 | 2,516円 | ▲10.0% | 2,688円 | 6.8% |
1口当たり利益超過分配金 | 264円 | 584円 | 121.2% | 332円 | ▲43.2% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
3,060円 | 3,100円 | 1.3% | 3,020円 | ▲2.6% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
---|---|---|
2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
1 | サムティ・レジ | +1.45% |
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2 | いちごホテル | +0.75% |
3 | 日本ホテル&レジデンシャル | +0.71% |
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