(2025/12/19)
日本都市ファンド投資法人が、「JMFビル江戸川橋01」を売却する。 物件は、文京区関口にある、1992年竣工のオフィスビル。償却後NOI利回りがポートフォリオ平均を下回り含み損を抱えていたことから、売却を決定した。売却額45.5億円は簿価を上回り、売却益は5.8億円を見込む。 併せて売却代金を活用して、私募REITの投資口を追加取得すること発表。 対象となる私募REITは「日神プライベートレジリート投資法人」と「フージャースプライベートリート投資法人」の住宅系の私募REIT。両投資法人の増資に伴い発行する投資口の一部を追加取得する。今回の取得額は計20.76億円。 これらに伴い第49期(2026年8月期)業績予想を修正。上記物件売却益等を反映し、10月に公表した業績予想に対し3.3%増益を見込む。差引き1,009百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は2,950円と3.5%増となる見通し。
| <投資口取得> | |||
| 資産名称 | 日神プライベートレジリート投資法人(投資口追加) | ||
| 取得金額 | 1,199百万円 | ||
| 対象不動産 | N-stage赤羽志茂 等計40物件 | ||
| 投資口の取得日 | 2026年1月6日 | ||
| 売主 | みずほ証券(株) | ||
| <投資口取得> | |||
| 資産名称 | フージャースプライベートリート投資法人(投資口追加) | ||
| 取得金額 | 877百万円 | ||
| 対象不動産 | デュオフラッツ赤坂 等計9物件 | ||
| 投資口の取得日 | 2026年1月6日 | ||
| 売主 | みずほ証券(株) | ||
| <売却> | |||
| 物件名称 | JMFビル江戸川橋01 | ||
| 所在地 | 東京都文京区関口 | ||
| 売却価格 | 4,550百万円 | ||
| 簿価(2025/8末時点) | 3,809百万円 | ||
| 差額(売却価格-簿価) | 741百万円 | ||
| 売却日 | 2026年3月2日 | ||
| 売却先 | 非開示 | ||
| <業績予想> | |||
| 第49期予想 | (修正前) | 増減率 | |
| 営業収益 | 50,239百万円 | 49,620百万円 | 1.2% |
| 当期利益 | 22,227百万円 | 21,508百万円 | 3.3% |
| 分配金総額 | 21,218百万円 | 20,499百万円 | 3.5% |
| 1口当たり分配金 | 2,950円 | 2,850円 | 3.5% |
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| 1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
|---|---|---|
| 2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
| 3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
| 4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
| 5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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